みなさんこんにちは!えみえケアフーズのキタムキです。
早くも6月の下旬となり、つい先日、東北地方もやっと梅雨入りしました☔🐌まだ7月前ですが、例年よりも暑い日が続いているので、ジメジメした日が多くなりそうですね😅
さて、そんな梅雨の時期、気を付けたいのが“食中毒”です⚠
ジメジメして、高温多湿な時期は、細菌にとって最も活動しやすい環境となっています😨💦食中毒は年間を通して発生していますが、梅雨の時期は発生件数の多い時期の1つです⚡
その中でも特に、細菌による食中毒が多くみられます。食中毒は腹痛・下痢・嘔吐などの症状がみられ、免疫力の低い小さな子供や高齢者では、最悪の場合死に至ることもあります。
今回はそんな食中毒の予防についてお話していきます!
まずは、食中毒予防の基本!! 『食中毒の予防3原則』 についてお話します💁♀️
食中毒は、その原因となる細菌やウイルスが食べ物に付着し、体内へ侵入することによって発生しますので、食中毒菌を「付けない」・「増やさない」・「やっつける」の3つが重要です!!
【1.食中毒菌を付けない】
手には様々な雑菌が付着しているため、原因菌やウイルスを食べ物に付けないよう、調理を始める前、生肉・魚・卵を取り扱う前後、トイレに行った後、動物に触れた後などなど…こまめに手洗いをしましょう。
【2.食中毒菌を増やさない】
細菌の多くは高温多湿な環境で増殖が活発になりますが、10℃以下では増殖がゆっくりとなり、-15℃以下では増殖が停止します。買い物から帰ってきたら、できるだけ早く冷蔵庫に入れましょう。室温で放置するのは危険です!なお、冷蔵庫を過信せず、早めに食べることが大事です。
【3.食中毒菌をやっつける】
ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅しますので、肉や魚はもちろん、野菜なども加熱して食べれば安心です。また、ふきんやまな板、包丁などにも細菌やウイルスが付着・増殖しますので、洗剤で良く洗い、熱湯をかけて殺菌をすると効果的です。
普段から、ご家庭で実践している事が多いとは思いますが、これからますます暑くなる時期に向けて、改めて注意してみてください😊
また、今からの時期、ご家庭で気を付けていただきたいのが“お弁当”による食中毒です🍱 お弁当は、作ってから食べるまで時間があくため、食べるまでの間に適切な管理をしておかないと、食中毒菌が繁殖し、食中毒の原因となり得ます。お弁当の食中毒の対策も、基本的には『付けない』・『増やさない』・『やっつける』を基本とし、調理前や食べる前の手洗い、保冷剤等による温度管理、食材の十分な加熱が重要となります。
👇下記に、お弁当ならではの食中毒予防のチェックポイントをまとめたので確認してみて下さい😊👇
- お弁当箱はよく洗い、乾かしてから使用しましょう。
- 盛付け用カップは、梅雨の時期や夏場は、シリコン製よりも使い捨てカップがオススメです。
- ハムやかまぼこなど、火を通さなくても食べられる物でも、できるだけ加熱調理をしましょう。
- 卵料理は、半熟ではなく、完全に固まるまで加熱しましょう。
- 水分の多いおかずは、汁気をきってから詰めましょう。
- ご飯やおかずは、冷ましてから盛付けましょう。
また、お家でおかずを作り置きして冷凍してストックしたものを、そのままお弁当箱に入れている方はいませんか?
市販されている冷凍食品で『自然解凍OK!』の商品は、厳格な衛生管理の基準をクリアしている商品なので、そのままお弁当に入れてOKですが、家庭で作ったおかずを冷凍し、自然解凍して食べる事は、食中毒の危険があります⚠
冷凍しても、食中毒菌は死滅するわけではないので、自然解凍すると、ある一定の温度で再び増殖をはじめてしまいます。
そのため、お家で作ったおかずを冷凍する場合は、加熱し解凍してからお弁当に詰めるか、お弁当を食べる前にお弁当を温める必要がありますので、注意して下さい🙌
これからますます暑くなる季節ですが、食中毒予防をしながら、美味しい物をたくさん食べて夏を元気に迎えましょう🌞
参考:農林水産省(https://www.maff.go.jp/)、政府広報オンライン(https://www.gov-online.go.jp/)